「エイリアン:ロムルス」をみてきた2024年09月09日

今日は午前中病院で心エコー検査。なんかとても時間がかかったので心配になっちゃった。心臓はちゃんと機能してますけどちょっと不整脈ねとか言われちゃった!
終わっていそいで映画館に向かい、なんとか間に合った。空いてて観客は年寄りが多いな。(わしもじゃが)
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さて「エイリアン」ですが、むかーし第1作を見に行った覚えがある。その後はみてなくて今回のもあまり興味なかったのだが、𝕏で映画評論をしてる方が傑作と言ってたので、見てみることにしました。いやー怖いの苦手なんだよわし。ロムルスってなんだか予習も復習もしないで見に行きました。



地球の植民地になってる星の鉱山のようなところで若者が働いている。お日さんが全然あたらない暗い星で劣悪な労働環境だ。主人公のレインは親を亡くした少女でアンドロイドのアンディと姉弟のように助け合って生きている。
仲間の若者たちの「宇宙船の廃船を見つけたから、それをパクって他の星に逃げようぜ」という誘いにのってアンディも一緒に6人で廃船に乗り込むのだ。
うん、まあ、それでエイリアンにわさわさ襲われるわけだねー
エイリアン って前のもそうだけど、宇宙人って感じじゃないじゃん!虫蠍蜘蛛みたいな未知の深海生物みたいな、あー気持ち悪いっ早く逃げたい、うわーもういいようーー!じゅばっ!ぐぢゃっ!ぎゅあーーっ! 不整脈になりそう
カタルシスは、ない。
映像はすばらしいと思った。CGやAIの感じがあまりしない。廃船の中の仕様もシステムもレトロな感じ。未来なのにレトロって変だけど。
レインちゃんが健気で可愛くて、アンディがいい子で、幸せになってほしいと願いました。
あと、仲間の1人でナヴァロって丸刈りの姉さんが(パイロットかな)クールでかっこよくて、朝ドラ「虎に翼」のヨネさんみたいだった😃

「スオミの話をしよう」をみてきた2024年09月13日

さいきん映画館行くたびに予告編みてた、スオミ。三谷幸喜の最高傑作とか謳ってるし😄早速みて参りました!
予告編ときから思ってたけど「スオミ」ってフィンランドのことだよね。「北欧風」のおしゃれな()名付けなのかしら、と思って見てました。
予告編の下、ねたばれ感想です。



予告編のあらすじ通り。大富豪の妻スオミが突然失踪する。内密に捜査を頼まれた警察官の元夫、その他元元夫たちが集まって対応を協議する。が、それぞれの語るスオミの印象が悉く食い違ってるのだ。
こういう話 って前にもあったよね。有吉佐和子の悪女についてとか、そんなじゃなかったかしら。
お話はほぼ、大富豪の邸宅の中だけで進みます。(あとはそれぞれの人物が語る回想シーン)セリフ回しや映し方も相まって、舞台劇のようだ。きっと極上のコメディ舞台劇 なんだと思うけど私の期待するる「映画」ではなかったかな。ギャグもいまいち…と私は思ったけど、ワハハハ笑ってる観客のおばさまもいました。
ストーリーはあまり意外性はなく、「ミステリー」でもない。スオミがそれぞれの夫に違う顔を見せていて面白かったね、という話。
ほぼ主人公の西島秀俊が「神経質な元夫」という役だったけど(ペンダントの長さを気にしたり、スオミの運転を細かく注意したりする)いい人そうであまり神経質なところが気にならない。大富豪の坂東彌十郎も「自分の事しか考えない身勝手な男」の役だけど、愛嬌があるのであまり嫌な人に見えない。他の俳優さんもしかりなんだな😄
長澤まさみちゃんと宮澤エマちゃんが中学生から現在までを演じて、まさみちゃんはスオミの母の役までやったのはすごかったな。
あと、富豪の世話係の青年乙骨直虎(すごい名前)朝ドラの轟さんじゃないですかー、旬の俳優さんなのね。

舞台劇のラストはスオミと男たちが歌い踊るミュージカルシーン。 ♪ヘルシンキヘルシンキ…って歌が脳内でずっと鳴っていました。
脳内採譜↓

U-NEXTで映画をみたの2024年09月16日

毎朝イヤホンで音楽を聴きながらウォーキング(インターバル速歩)してる時に良く思い出す、昔みた映画。がんの告知を受けた青年の話で、冒頭シーンで彼が音楽を聴きながら港沿いの道を軽快に走っているのだ。なんてタイトルかも忘れていたけど、キーワード並べてググってみつけた、「50/50 フィフティ・フィフティ」2011年の映画だ。なんか読後感といういか鑑賞後感が良かった記憶があり、また見てみたいと思ったの。配信を探したけど「U-NEXT」にしか無いらしい。そこで早速お試し登録して見てみたよ!



私が記憶してたエピソードは
⚫︎冒頭のジョギングシーン
⚫︎悪友が「がん って言うとモテるぜ」と言ってナンパに誘う場面
⚫︎臨床心理セラピストの新米の女の子が主人公の腕に触れると彼が嫌がるところ
…アメリカ人はボディタッチとかOKだと思ってたから意外だった。
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改めてみてみたら、まあ主人公と親友の会話がこんな下ネタばかりだったっけ!と呆れた😄 主人公のアダムがこう、おとなしくて線が細い印象だったのでこんなナンパと思わなかった。
あと、保護犬センターから来たいぬが可愛かった(←そこ?)

前にみた時は(2011年?)わしも元気だったし、今、手術も抗がん剤も経験した身でみるといわゆる「解像度」がまったく違ったな。
わしは老母には病気のことは隠してた。病院ではメンタルケアとかはなかった。今ではありふれた病気?だからかもしれないけど、周りの人もそんなに態度が変わることもなかった。

…と思ってたけど、みんな気を使ってくれてたのかもしれません。