「教皇選挙」をみてきた2025年03月22日

上映リストを見て面白そうかも♪と思い、またまた何の予習もせずに見にいきました。前にニュースで見たことある!コンクラーベね。日本人みんなダジャレ言うやつ。カトリック教会のトップ、ローマ教皇を選ぶ選挙の内幕です。
そういえば以前は「ローマ法王」って呼ばなかった?変わったのね。



システィーナ礼拝堂の中や選挙の段取りなんてみたことないから、それだけでわくわく。
お話は、教皇が突然病死したので「枢機卿」っていう位の高い聖職者が集まって選挙を執り行うことになるところから。みんないかめしいお爺さんなので、最初どれが誰だかよく分からない。見ているうちに、トマスとかローレンスとか呼ばれてるこの人が主役なんだな?と分かってきます。この人は筆頭枢機卿のようで選挙運営を任されます。
枢機卿は各国から100人くらい集まってきていて、中には名簿に載ってなかった?カブールの新任枢機卿とかも遅れて到着したりする。(カブールにクリスチャンいたの?とか司教たちまで言ってる始末)東洋人の枢機卿もいるはずだけどあまり目立たなかったな。
亡くなった教皇はリベラル改革派だったようで、トマスはその路線を次の教皇にも継承させたい派。しかし幾人かの有力候補はいわゆる保守派で教会を昔の教えに戻したい。
そこで場外や水面下で色々な戦いが巻き起こります。
選挙じたいは礼拝堂の中で粛々と投票を繰り返すだけで、立候補とか演説とかは無いみたい。でも宿泊施設とか食堂とか講堂のようなところで話し合いや策謀が起こったりする。トマスも当初自分は教皇になる気はないと言っていたものの、少し票が入ったりしてちょっと色気がでたりするのだ♪

数回の投票を経て、新教皇が決定する。
とても意外な結果でびっくりした。
さらにその後で判明した事実にもびっくりした。

私自身はプロテスタントのクリスチャンで、どちらかというとリベラルな方なんだけど、権威や伝統というものには尊敬の念を抱くし、従ってしまうものなんだな、とあらためて認識することになりました。

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