「金子差入店」をみてきた2025年05月22日

この映画のことは知らなかったんだけど、映画館から「5月末に会員ポイント期限切れですよー」ってメール来たのでじゃあ何かみよう♪と上映一覧みて面白そうなこれにしたの。
予告編をごらんください。↓



刑務所の近くで「差入代行」ってお店を営んでるんだって。そういうお商売あるんだ。門前薬局みたいなものかしら(違?)
主人公もいろいろ訳ありながら、日々誠実に代行の仕事をこなしている。中にはイリーガルすれすれの依頼もあるけどそこはベテランの技で何とかしちゃったりするのだ。
そんな毎日の中で関わる二つの事件。一つは小学生の息子の友達が無差別殺人の凶悪犯の犠牲になった事件で、犯人の母から面会の代行を依頼されて大変な精神的葛藤•苦痛を覚えながら赴く主人公。この仕事をすることで周囲から白い目で見られる妻や子の描写も悲しい。奥さんが「きっと皆んなも感情のぶつけどころが無い(から私たちに当たるんだ)」と冷静に言うところで心を揺さぶられました。
子供が小学校でいじめられてお父さんがキレちゃう!みたいな場面があって心配したけど、じきにまた友達と仲良く遊べるようになったみたいでそこは良かった😊良かった。

主役の丸山隆平さんね、ジャニーズの人だよね。こんな渋い役をやる大人になってたのね。前にも映画みたことある…と日記を検索したら「泥棒役者」というので2017年でした。
それから凶悪犯役の北村匠海さん!が北村匠海さんであることに最後まで気づかなかった\(^o^)/ 毎朝、朝ドラ見てるのに!

東京国立博物館「蔦屋重三郎展」をみてきた2025年05月27日

ほんとの題名は 特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」ってんだけどね。
今やってる大河ドラマ「べらぼう」が楽しくて毎週とってもとっても楽しみにしてるの。主人公の蔦重にまつわるいろんな作品や資料が展示されてるというので喜んで見に行きました。
        曇り空

まず展覧会の入り口が吉原の大門になってて、中も吉原の仲の町?の桜が植わってるしつらえ。壁際には蔦重が携わった出版物などが順番に並んでいますが、会場はとても混んでいて近くでみたいお客(わしもね)がぎっしり並んで進むのが牛歩のようで。係員の人が繰り返し「並ばないで奥の方も自由に見てください」と声をだしていてうるさ…(すみません)順番に見たいんだもん!ドラマで見てた通りにああこの時期この本を出してたのかーと確認しながら実物を眺める。あれだね、狂歌を初めてから本も「蔦唐丸」名義でちょくちょく出してるのね。
喜多川歌麿の有名な「ポッピンを吹く娘」の最近見つかった版も特別展示されていました。
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前は「ビードロを吹く女」って題名じゃなかった?変わったの?

展示の一章〜三章が終わると江戸の街並みを再現したコーナー、本屋の店先など覗けます。

牛歩でくたびれたけど、作品がたっぷり見られて充実感がありました。外国人のお客が多かったけど江戸時代の本なんて分かったかなあ。大きな絵とかはきっと楽しめたでしょう。
レストランでおそばと天ぷら食べて帰った、ああ疲れたぐったり。